はじめに
「若い頃のレザーファッションが似合わなくなってきた気がする」
「定年後、どんな服装をすれば年相応のおしゃれができるだろう」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
実は、60代こそレザーが最も似合う世代です。
ただし、若い頃と同じ「強さ」を求めた選び方では、服だけが浮いてしまいがち。
これからの世代に大切なのは、周囲に安心感を与える「品格」と、自分を大切にする「余裕」です。
この記事では、大人世代が選ぶべきレザーアイテムの種類や、失敗しない選び方を解説します。
本記事のポイント
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60代のレザーは「引き算」のデザインが正解
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黒以外の色(ブラウン・ネイビー)で柔らかな印象を作る
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服だけでなく、小物から取り入れるのが失敗しないコツ
1. なぜ「昔のレザーファッション」は大人に似合いにくいのか
結論から申し上げますと、若い頃に流行したデザインは、今のあなたの落ち着いた雰囲気に対して「印象が強すぎる」からです。
バイク乗りやロック歌手を彷彿とさせる装飾(大きなジッパーや金属ボタン)は、表情や体型に丸みが出てきた大人の男性が着ると、顔と服のバランスを崩してしまいます。
大人が目指すべきは「服が主役」ではなく、「あなた自身の魅力を引き立てる控えめなレザー」です。
2. 大人に似合うレザーファッションの基本:引き算の美学
大人のレザー選びで最も重要なのは、デザインを「シンプル」にすることです。
革という素材自体に強い存在感があるため、飾りを削ぎ落とすことで、質の良い革の質感や誠実さが際立ちます。
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形はシンプルに: シャツ襟タイプや丸首を選ぶと優しく見えます。
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色は定番を外す: 焦げ茶や深い紺色は、肌の色に馴染みやすくおすすめです。
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面積を調整する: いきなり上着が不安な方は、ベルトや鞄から始めるのが正解です。
3. 【厳選】定年後の日常を彩る「大人のレザーアイテム10選」
ここからは、人生の円熟期を迎えた男性にこそ手にしてほしい、一生モノのレザーアイテム10種類をご紹介します。
① シングルレザージャケット
装飾を排した一直線のジッパーが特徴。
キャメルやブラウンを選べば、お孫さんとの外出でも威圧感を与えず、優しげな印象になります。
はじめに 「昔買った革ジャンを着てみたら、なんだか無理をしているように見えてしまった……」 そんな経験はありませんか? 若い頃に似合っていた「尖ったデザイン」や「派手な飾り」は、今のあなたの落ち着いた雰囲気には、少し強すぎるのかもしれま[…]
② レザーハーフコート
腰まで隠れる丈感は、防寒性に優れるだけでなく、スーツやジャケットの上から羽織っても様になります。
冬の街歩きの主役です。
はじめに 寒さが本格的になる季節、外出時の上着選びに迷うことはありませんか? 「ウールのコートだと少し地味すぎるけれど、ダウンジャケットではカジュアルすぎて品がない……」 そんな悩みを持つ60代の男性にこそ、ぜひ袖を通していただきたい[…]
③ スエードジャケット
独特の起毛感があるスエードは、表革よりも柔らかな印象を与えます。
ニットとの相性が抜群で、大人の休日スタイルに最適です。
はじめに 「革ジャンは格好いいけれど、生地が硬くて肩が凝りそう……」 「黒いレザーを着ると、少し怖そうに見えてしまわないか心配だ」 そんな風に感じている60代の男性にこそ、ぜひ試していただきたい素材があります。 それは、独特の温かみ[…]
④ レザートートバッグ
仕事用の鞄を卒業し、質の良いトートバッグへ。
肩にかけられるため使い勝手が良く、一気に「余裕のある大人」の雰囲気が出ます。
はじめに 「ちょっとそこまでの外出だし、ポケットに財布と携帯を詰め込めば十分だ」 そんな風に考えてはいませんか? 確かに手ぶらは楽ですが、ズボンのポケットがパンパンに膨らんでいる姿は、せっかくの紳士の装いを台無しにしてしまいます。 […]
⑤ レザーショルダーバッグ(斜めがけ)
両手が空くため、散歩や旅行に便利。
使い込むほどに体にフィットし、自分だけの形に育っていく楽しみがあります。
はじめに 「せっかくの旅行なのに、リュックを下ろして財布を出すのが面倒だ」 「観光地で写真を撮りたいけれど、荷物が邪魔で動きにくい……」 そんな経験はありませんか? 定年を迎え、奥様との旅行や一人旅、あるいは仲間との散策など、外出の[…]
⑥ ストレートチップ革靴
冠婚葬祭から食事会まで、一足あれば一生困らない王道。
丁寧に磨き上げられた靴は、その人の几帳面さを物語ります。
はじめに 「おしゃれは足元から」という言葉がありますが、これは決して若者だけのものではありません。 むしろ、人生の経験を積んだ60代の男性こそ、靴選びひとつでその人の「品格」や「生活の丁寧さ」が如実に表れます。 どんなに高級なジャケッ[…]
⑦ レザーベルト
見えない部分へのこだわりこそが品格です。
上質な一枚革のベルトは、ウエスト周りをスッキリと引き締めてくれます。
はじめに 「ベルトなんて、ズボンが落ちなければ何でもいい」 もしそんな風に考えているとしたら、それは非常にもったいないことです。 お腹周りは、人の視線が無意識に集まる場所であり、全身のコーディネートの「中心」でもあります。 若い頃で[…]
⑧ レザースニーカー
「運動靴」を卒業し、レザー素材のスニーカーへ。
歩きやすさと上品さを両立でき、カジュアルな装いを格上げします。
はじめに 「最近、運動靴だと少しラフすぎて、場所を選ぶようになってきた」 「かといって、カチッとした革靴で一日中歩き回るのは足が疲れてしまう……」 定年を迎え、旅行や散歩など、歩く機会が増えた60代の男性にとって、靴選びは非常に切実な[…]
⑨ レザーウォレット(長財布)
会計時の所作を美しく見せるのが長財布。
上質なコードバンやブライドルレザーは、持つだけで自尊心を高めてくれます。
はじめに 「長年使っている財布が、いつの間にかレシートやカードでパンパンに膨らんでいる……」 「お会計の時に、カバンやポケットから大きな財布を取り出すのが少し恥ずかしい」 そんな風に感じたことはありませんか? 財布はその人の「暮らし[…]
⑩ レザーケアセット
レザーを「使い古し」ではなく「使い込まれた」質感にするための必須アイテム。
馬毛ブラシとクリームで手入れする時間は、大人の贅沢な趣味になります。
はじめに 「せっかく良い革ジャンを買ったけれど、どうやって手入れをすればいいのか分からない」 「汚れや乾燥で革が傷んでしまうのが怖くて、なかなか袖を通せない……」 そんな不安を抱えてはいませんか? 実は、レザーアイテムにとって最も大[…]
4. 色選びが印象を左右する:黒以外の選択肢
レザー=黒という固定観念を外すと、ファッションの幅は一気に広がります。
| 色 | 与えるイメージ | おすすめのシーン |
| ブラウン | 安心感、優しさ | 家族との食事、普段使い |
| ネイビー | 知的、都会的 | 美術館巡り、同窓会 |
| キャメル | 若々しさ、活動的 | 旅行、ゴルフの行き帰り |
| マットブラック | 伝統、重厚感 | フォーマルな集まり |
5. 道具を慈しむ心が「ダンディさ」を育てる
レザーアイテムの最大の魅力は、手入れをすることで「育つ」点にあります。
人間と同じように、革も乾燥を嫌います。
月1回の保湿クリームと、帰宅後のブラッシング。
この手間をかける時間こそが、心の余裕を生み、あなただけの「味」を作り出します。
使い込まれた革製品を身に纏っている男性は、それだけで周囲からの信頼感が増すものです。
この記事のまとめ
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60代のレザーは、シンプルかつ装飾の少ないデザインを選ぶのが鉄則
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ブラウンやネイビーを取り入れることで、威圧感を抑えた「品格」が生まれる
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服だけでなく、鞄や靴などの小物から揃えていくのがおしゃれへの近道
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手入れをして「一生モノ」を育てる過程が、大人の楽しみになる
「もう年だから…」と諦める必要はありません。
むしろ、今のあなただからこそ着こなせる、深い味わいのレザーが必ずあります。
新しい相棒と一緒に、よりダンディで輝かしい毎日を歩み始めてみませんか。