はじめに
定年後、「なんだか急に老けた」と感じたことはありませんか?
久しぶりに鏡を見た朝。
服は悪くないし、髪もそれなりに整えている。
なのに、なぜか以前より疲れて見える。
そんな違和感を覚えたことはないでしょうか。
実は、多くの場合、その原因は服でも顔でもありません。
その原因は「姿勢」です。
60代になると、筋力や生活習慣の変化によって、少しずつ背中が丸くなり、首が前に出てきます。
本人は気づかなくても、周囲にはこう見えます。
- 疲れている
- 元気がなさそう
- 年齢以上に老けて見える
反対に、不思議なほど若々しく見える人がいます。
その人たちに共通しているのは、高級時計でも高価な服でもありません。
背筋が自然に伸びていること。
本記事は、定年後の毎日をもっと軽やかに楽しむための「大人の姿勢習慣」を紹介します。
姿勢は、顔より先に見られている
人は相手を見るとき、顔立ちより先に「全体の印象」を見ています。
例えば同じ60歳でも、
Aさん:肩が開き、背筋が自然に伸びている
Bさん:背中が丸まり、目線が下がっている
多くの場合、Aさんの方が若く、余裕があり、品良く見えます。
ここで誤解してほしくないのは、
姿勢は胸を張って軍人のように立つことではない
ということです。
目指すのは、
「無理に頑張っていないのに、自然と整って見える姿」
です。
60代から姿勢が崩れる理由
定年後、多くの人は想像以上に座っています。
仕事の通勤がなくなる。
車移動が増える。
テレビやスマホを見る時間が増える。
すると体にこんな変化が起きます。
① 背中の筋肉が休業状態になる
背骨を支える筋肉が使われなくなる。
↓
② 頭が前に出る
首だけで頭を支える。
↓
③ お腹が前に出る
腰への負担が増える。
↓
④ 疲れて見える
老化ではなく、姿勢変化です。
つまり、姿勢は老化ではありませんので、改善余地があります。
まず30秒だけ。壁チェックをやってみる
まずは自分の姿勢をチェックしましょう。
今すぐできるチェック方法をは以下のようです。
壁に背中をつけて立ってください。
触れる場所は4つ。
✓ 後頭部
✓ 肩甲骨
✓ お尻
✓ かかと
この状態で腰に手のひら1枚程度入る。
これが一つの目安です。
もし、
- 頭が壁につかない
- 肩が苦しい
- 立っているだけで疲れる
なら、普段かなり前かがみかもしれません。
でも、安心してください。
修正は今日からできます。
ダンディな人ほど「運動」より先に生活を直している
姿勢改善というと筋トレを想像しがちです。
でも最初に変えるべきは日常です。
<朝>
歯磨き中だけ頭頂部を上に伸ばす
<昼>
椅子に深く座る
<外出>
5分だけ遠くを見るように歩く
<夜>
テレビ中に肩を10回回す
これだけやってみてください。
大事なのは回数ではなく頻度です。
3分で終わる姿勢リセット習慣
① 胸ひらき(30秒)
後ろで手を組み、胸を軽く開く。
② 壁腕立て(10回)
壁に向かって腕立て。
③ 椅子立ち上がり(10回)
ゆっくり座って立つ。
④ 深呼吸(5回)
鼻から吸って長く吐く。
これで終わりです。
これだけでも体は変わり始めます。
服を変える前に、姿勢を整える
定年後、服を買い替える人は多いです。
でも、姿勢が整うだけで、今持っている服まで少し良く見えます。
同じシャツなのに、
同じ靴なのに、
「あれ、なんか今日はいい感じだな」
そう感じる日が増えます。
今日の30秒アクション
□ 鏡の前に横向きで立つ
□ 頭が肩より前に出ていないか見る
□ そのまま背筋を1cmだけ伸ばす
1cmで十分です。
若返ろうとしなくていいです。
無理に格好つけなくていいです。
ただ、少しだけ背筋を整えてみましょう。
その積み重ねが、年齢を重ねた男性の静かな格好良さを作っていきます。